古代ローマ人の食事 [古代ヨーロッパの食事]
当時のローマ人は、夜明けとともに起きるという生活を送っていた。彼らは、奴隷が用意をしたイェンタークルムと呼ばれる朝食をとる。イェンタークルムは、日本のサイゼリアにあるフォッカチャの様なパンに少量のニンニクと塩を付けたもの、そして水です。まあ、質素といえば質素だけど日本人の私としては結構美味しそうに見えてしまう。これが庶民の食事、しかも古代ローマの食事というのだから西洋料理は魅力的だなあ。
で、上流階級はというと、フォッカチャに加えて、蜂蜜、卵、チーズ、牛乳、など種類が多く、食後にはブドウやリンゴなどのデザートを味わったというのだからもうたまりませんね。これがまあ、朝食ですが、高タンパク質が朝食を支えるという日本とは程遠い食事スタイルをとっていたわけですね。ヨーロッパの食事風景は本当に色んな意味で興味をそそられます。